出版社 : 青幻舎 (2023/12/10)
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 192ページ
ISBN-13 : 978-4861529382
寸法 : 25.7 x 18.8 x 1.2 cm
¥4,180
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●書籍簡介
精神の受信装置を解放せよ
全身受信装置の画家・金子富之の30年に渡る異界との交信記録
ただならぬ気配漂う“異界体験型画文集” 待望の刊行。
神・仏・精霊・妖怪・悪魔・幽霊……見えないものは、なぜ見えないのか。見ないほうがいいから、見えないようになっているのか。幼少期から異界の存在を感じ、違和感のあった日常を経て、現在は異界と共生するかのように山形県山間部の限界集落に暮らす画家・金子富之。日本はじめアジア各地に異界を訪ね、“場”の力を体感し、見えないものを絵画に表してきた。本書は、10代からの心象を描き連ねた山のようなノート群から自選作品200点までを、全篇書き下ろしテキストとともに構成した、境界を越える画文集である。
序章–––深夜–––
夜の闇は人々の想像力を豊かにする。
古人も暗闇や月の魔力により様々な幻像を映し出し見えない情報空間を創造した。
第一章–––幻成–––
各土地土地にはそれぞれの精神風土が横たわっており、
その土地特有の何かを幻成する。創造性を育む地霊の不思議。
第二章–––霊域–––
高濃度に圧縮された〝思い〟の地層。〝場〟の持つ力と意味。そこから無数に派生する物語。
第三章–––妖狐・霊狐–––
ひんやりとした長いものが雪の上を飛び跳ねる。
夜、狐の声を聴いてしまった者は、寂しそうに耳に残って離れないと言う……。
第四章–––大蛇・龍神・怪魚–––
豊穣の恵みの雨。生命の水は地を流れ天に昇る巨大な循環。うねる鱗の水神たち。
第五章–––虎神・獅子神–––
密林の主と百獣の王。権力の爪と牙、眼力と風格。魔障を切り裂く荒ぶる獣神たち。
第六章–––精霊・妖怪–––
日常生活のすぐ隣、見落としがちな暗がり。何時の頃からか名前の思い出せない友達。寝付けない夜のあの不安な感覚。
第七章–––鬼・怪物・悪魔–––
心の闇に出没する無意識の怪物。様々なものに投影される魔の面影。
弾圧された土俗神の後ろ姿、抗う暗黒神の異様。
第八章–––神・仏–––
自然への畏怖と悟りへの道標。宇宙法則の具現化、森羅万象に偏在する太古からの神威。
終章–––画考–––
幻想を生み続ける脳の不思議、画家としての当事者研究の必要性。
中文介紹
神佛、精靈、妖怪、惡魔、幽靈…,為何看不見祂們?難道是因為看不見比較好,所以才看不見的嗎?從小就有靈異體質,過著與平常人不同生活的畫家金子富之,如今如同與異世界共生般,居住在山形縣山區邊界的部落。以日本為首,巡訪亞洲各地異世界的他,特別將感受到的磁場、看不見的形體,以圖畫方式來展現。本冊由作者親自從10多歲開始持續描繪浮現在內心的圖像、在堆積成山的筆記本中嚴選出200件作品,並依「序章-深夜-」、「第一章-幻成-」、「第二章-靈域-」、「第三章-妖狐・靈狐-」、「第四章-大蛇・龍神・怪魚-」、「第五章-虎神・獅子神-」等主題分類收錄,搭配文字陳述,帶各位親身體驗前所未有的異界氛圍。
●作者簡介
金子富之(かねこ・とみゆき)
1978年埼玉県生まれ、山形県在住。東北芸術工科大学博士後期課程修了。幼少期からを異界を感じ、現在は山形の限界集落で異界と寄り添うように暮らす。アジア各地の異界を旅しながら、その体験を絵画で表現。発表の場は現代美術のアートフェアから寺社まで多様。ミヅマアートギャラリー所属。本書が初の著作となる。
▼黑介紹
觀看本書時覺得金子老師筆下的靈異世界好真實
查了資料才知道原來是靈異體質...........是行家啊
提醒一下,會怕靈異題材的可以止步
▼黑書評
日本傳統繪畫藝術家金子富之
膠彩是以動物膠做為溶劑,調和礦石粉末成顏料
因原料特性問題,作畫時紙張不能立著因此繪師都只能趴著畫
金子老師的作品都非常大張,幾乎都是200公分起跳,非常的壯觀
本書收錄草稿、取材與分為8個章節以深夜、靈域、狐、龍蛇、獅虎、妖精、鬼怪、神佛為分類
內容非常豐富,作品妖異鬼魅感十足
2023年在常陸國出雲大社展出作品,根據朋友的介紹宇宙蛇是掛在天花板,現場看想必很震撼吧~
推薦給喜歡這類型作品的人~~
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